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『学問の素養』これがペット業界、アロマ業界に欠けている世の中であると考えています。“素養”という言葉でつまずいた方に申しますと、学問のたしなみです。
現代のペットビジネス、過当競争、そしてそこに取り残される、動物たちを思いつつ。これから引用する文章の、どの言葉を入れ替えても良いでしょう。今の皆さんの世界に当てはめてみてください。
かの島田荘子氏は言います、隠されてはいるが、ヴェトナムに従軍したアメリカ軍人にも、畸形児が生まれたという記録があります。なんということだ、説明を聞けば、多くの人はそう思うでしょう。戦争など一時的な気の迷いだ。その証拠にほんのちょっとしたきっかけで、それはそれは本当につまらぬきっかけで、敵対していたボス同士は十年来の友人のように仲良くなり、肩を組む。数年前の戦争など簡単に忘れてしまう。それが政治だ。文明とは、徹底したゲーム性の上に構築されているのです。そこにはマネーの力学があるばかりで、モラルなどは俳優顔負けの演技にすぎない。大金をかけて生産された兵器は、あの牛乳や砂糖のように、在庫処分されなければならない。それはすべての商品の宿命だ。アメリカとは、世界最大の軍需工場の変名でもあるのです。同時に、これは文明というテクノロジーの変名でもある。しかし、末端の庶民が生み落とした畸形児は、ゲーム終了と同時に消え去るわけではない。その苦しい生涯を、人知れずまっとうしなくてはならないのです。
また常日頃、ELS代表は言います。
「恐らくどこを探しても書いていないことをお話しします。皆さんのご家庭のワンちゃんやネコちゃんが初めてお家に来た時に、なにをお感じになるでしょう。真っ先に思い出すのは、あの日、初めて来た日の喜び、嬉しさ、そしてこれから始まるであろう楽しい日々です。私は常々、皆さんに申し上げることのひとつに、『私たちはペットに癒されているのではない、実は“救われて”いるのだ』と。だからこそできる限り彼らに“気を使って”いただきたい。」
「そしてもう一つ。彼らが皆さんのお家に来るとき、もしもそれが私たちであれば、それは気の狂うほどの、場合によっては命のやりとりが要されるほどの悲劇が起こっているということです。皆さんの家族を想像してください。ケンカはするけど、いつも温かく見守ってくれている家族。昨日も『おやすみなさい!』と元気よく言い、次の日への希望と共に就寝。それが一生家族とは会えない最後の瞬間だったとしたらいかがでしょう。私たちのエゴ、世の常識などと言いう百年経てばすでに異常な考え方にも陥ることになるとんでもない利己的な考え方の無意識な正当化により、私たちが動物たちに日々行っている行為なのです。」
「お母さんの温かさ、兄弟ともつれ合いながら幸せの絶頂から、ある朝起きるともう二度と家族とは会えず、右も左も言葉もなにも分からない世界に強引に連れてこられる彼らです。皆さんのお家に到着した日。皆さんが幸せの絶頂にいるときこそ、彼らは絶望とストレスの絶頂にいるのです。いかにそのストレスを軽減させることができるか、そしてストレスからくる身体の病に対応でき、より健康な暮らしと寿命の延長を達成できるかは、皆さま次第なのです。現代の日本人がストレスから多大なる悪影響をを及ぼされているように、彼らもストレスから糖尿病や癌、その他の傷病に至っています。それをまた私たちは、フードのせい、しつけのせいという100年も昔の教科書に書いてあったことをそのまま使って逃れているだけです。だから彼らに“気を使って”あげてほしい。」
「小学校の時に学んだ惑星群。水・金・地・火・木・土・天・海・冥。先日、すでに冥王星は惑星のカテゴリーから削除されています。イカはコレステロールが多いから良くないなどと今でも言う人がいますでしょうか?昔は傷口をすぐに乾かさないとと言っていた医療業界が、今では逆に乾かさない方が皮膚細胞の促進に良いということで全世界が身にぎならえとなりました。人間の医療から獣医療へもそれがここ数年の間にもたらされました。獣医療でも鑑別という言葉を使用していますよ。これが現実です。」
「これらを理解できる飼い主さんならば、未だに世に存在するペット業界の重鎮とおぼしき方々の固執する、100年も昔のペットのしつけ?フード?治療法?に全てをゆだねることが可能でしょうか?犬のストレスサイン?ボディランゲージ?カーミングシグナル?これらは確かに認められ、適用される犬の気持ちを知ろうとする素晴らしい“手法”です。しかしこれらは“知ろう”とすることが目的ではありません。知ることによって、彼らのストレスを軽減しようという試みです。」
「日進月歩の世の中で、また現代社会において交配を重ねられた新しい種が果たしてどこまでこれらを有しているかはどうお考えでしょう。人間自身が未だ到達していない完全なるDNAの解明という事実に逆らいながら『彼らのDNAに刻まれているんですよ!』と遺伝子学を知らない人のいう言葉をそのまま鵜呑みにするのでしょうか?私が遺伝子学を学んでいた頃はすでに25年前です。その私ですら今はなにも明確に申す事はできません。基本的にこれらの犬の気持ちを解明しようとする手法はとても重宝である代わりに、学術的に認められたものではないというのも事実。他に何もないからこれを利用しているというだけです。人間が長年の間これらを理解しないことから、犬たちはこれらを使わなくなってきているという意見も出ています。さて、皆さんは100%信じますか?それとも別のストレス軽減の方法へのご興味も出るでしょうか?私ならば、愛する四足の家族のためには、これを適用すると同時に他の可能性も同時にと考えます。そしてそのもう一つのストレス軽減法がプレイズタッチであり、心だけでなく、体の病をも改善・回避する可能性を多大に秘めているのです。」
「ワンちゃんに接するとき、回避の意味のカーミングシグナルを出しているからと言って、本に書かれているように、飼い主さんの前でいきなり“あくび”などはできませんね。私は一応プロですから。独自のプロのやり方があります。まぁ、こちらを知らないペットのしつけの方ほとんどは、それを見るや否や言いますね。『ダメですよ、そんなことしちゃ、カーミングシグナル出てますよ。』と」まさに同じことの繰り返しです。人間の種自体が変わってきていることをご理解なさっていない方は、動物の種の変化など考えも及ばないでしょう。必要なのは常に“学問の素養”です。動物も変わっていると考えないこと自体、“気を使わない(学習しようとしない)”証拠だと考えます。」
「気を使ってあげなければ、人知れず、苦しい生涯をまっとうしなければならないのは誰ですか?彼ら動物たちですね。」
【ご参照リンク集】
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